こんなに久しぶりの投稿になってなんとも恐縮なことではございます。2年くらい放置しているような気がしていましたが、特別寄稿から5ヶ月でした…。その挙句ちょっといったんスルーしつつ、時事ネタといいますが、絶賛お祝いエントリーをば。

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「もっとドラムがうまくなる〜7つの最強プログラム〜」からちょうど2年経とうとしているのですね。この本にも登場してくれたピエールこと中野正敏君の教則作品「Chaotic Vibes Drumming」が完成し発売されました!パチパチパチ!中野君、そしてSさん編集ご苦労様でした!

Chaotic Vibes Drumming[入門編]
Chaotic Vibes Drumming[入門編]

Chaotic Vibes Drumming[実践編]
Chaotic Vibes Drumming[実践編]

>>>Chaotic Vibes Drumming 特設サイトはこちら
   

教則本とDVDによる「入門編」とDVDの「実践編」、さっそく多くの人の手にわたり評価も得ているようですね。まずは教則本を読ませて頂きましたが、またしてもS氏編集による良作品が実現したなと思っています。そして中野が何年も前から言っていた「教則をやりたい」というものが、実によく伝わって来ましたし、今まであまりなかった、そして自分にはできない領域を達成してることに敬意を感じます。

対談に呼んでもらったことや著作紹介ももちろん嬉しいことなんですが、本を読んでみてその存在自体にいろいろな感慨があります。個人的なことは自分の日記に書いてるんですけれども、このブログで言いたいこととしては、伝えることを諦めてはいけないな、ということですね。自分はもうここ数年、伝えるということに対して絶望感みたいなものを感じずにはいられないことが多かったと思っています。もちろんなんとかしようとはしてきていますが、一つ前のS氏の特別寄稿エントリーなんかもある意味そうだと思うんですが、どうして伝わらないのか、ということに向きあい過ぎると疲弊するばかりなのかもしれません。そして、こういう作品が個人作品の中で実現しているというのは、今まで多くの教則本やドラムマガジンなどの雑誌で構築されてつつもまとまりが得られにくかったところが、またひとつ次の段階に向かうような気がします。

それにしても中野は本当に人をよく見ていて、その観察眼と、それを言葉にして他者を賛美することでの自らのモチベーションを上げているという、実に見上げた野郎です(笑)。この作品の良いところのひとつは、過去から現在までのバックボーンが見えることですね。ドラマーの層が厚くなるということでもありますが、ドラマーも世代によって変遷してきた、そしてそれが続いているんだという歴史みたいなものがみなの思考の中に直感的にイメージされれば、日本ももっと文化的に一般生活や遊び、教養やレクリエーションやコミュニケーションとしてもドラムや打楽器全般が根をおろすのではないかと感じます。

そして私などは、今までの制作の中でどうやって今の若者にわかりやすくするか、どんな企画がいいのかなんてことを多少考えていたつもりですが、そんなことはもう的外れであって全然役不足でもあるし役にも立っておらず、やはりまっとうに史実資料的なものをしっかりまとめて伝えることに集中すべきだなと。

調子に乗ってちょっと自分のことを書きますが、中野が対談で言ってくれている昔の記事を読んでみて、オールラウンドリズムセミナーからフィールロジックまでまとめてpdfにでもして自分のサイトで公開とかしたくなりました。誌面には著作権があるのでできないでしょうけど、そこはそれ、蛇の道は蛇ということで。

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この作品には、営業メディア的出版社から出てこない、企画や予算や営業力を超えたエネルギーが見え隠れします。それはやはりドラムに対する気持ちであり、作品にチカラを与えるのは人の想いなんだということに希望を感じさせられ、私ももう少し生きてみたくなりましたw これってある意味自分が思うジョブズ的な、オリジナルなものでに自立したものが持つ強みっていうものに少し近いようにも思っています。

S氏と中野の今後の作品作りにも期待!そして自分も頑張る!と。

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